第1回技術情報交換会まとめ (オイルフィニッシュ、接着剤関係)
99.5.13 谷さんの工房にて 書記 大橋
1.各工房へのアンケートのまとめ
(質問)今一番知りたい情報、困っていることはなんでしょうか。
〇塗装のこと、専らオイルフィニッシュ。ワトコ、オスモ、デュポン社のシーラーエンドフィ ニッシュなど。リボス、アウロはまだ使った事がない。価格、簡便性、無公害で何がいいのか。テーブルトップに塗る樹脂分の多いのは何がいいか知りたい。(山本)
〇塗装仕上げについて、天然オイルなど害のないもので手間やコストについての情報が知りたいと思っています(牧瀬)
〇なるべく環境や人体にやさしい塗料や接着剤をさがしています。(宇田川)
〇接着剤のあれこれ(酒井)
〇漆を塗る生地のことですが、無垢材をはり合わせた場合、はいだ場所がほとんど動かない接着剤というものがありますか。教えてください。(小林)
〇板剥ぎ用のボンドにコニシのSH20を使っているが乾燥が速く、ふき残した部分が白色に硬化し困ることがある。他に使い易いボンドがあれば教えて欲しい.(大橋)
〇酢ビ系接着剤は乾燥後は人体に有害な物質を出したりしないものか。接着後の強度は何年位もつものなのか知りたいです。
又酢ビ系接着剤と同等の作業性をもち、無害で木との相性も良い高強度の接着剤はあるでしょうか。(北原)
2.上記質問に関してアンケートで提供された情報と交換会での情報のまとめ。
〇酢ビ系ボンドは弾力性があり、木が伸縮したときに「剥ぎ面に目地がでる。」ということになる。より強力な接着材としては、SH20などがあるが、接着面は剥がれにくいが木が割れるという事になる。どちらを採るかという選択になるのでは(上田)
〇接着の強度ははたがねレベルでは強い方がよい。《上田》
SH−20はSH−20Lの方が粘度が低く使い良い。
SH−20架橋タイプのほうが強度が強い《酒井》
SH−20はふき取らない方が良い。硬く硬化する前に削り取る《大原》
板剥ぎ用に昨年谷さんより紹介していただいた大鹿ダインを使っている方が多い。板剥ぎなどにアイカ工業のAU−7400GLP(水性ウレタン)を使用しています。《酒井》
現物と強度実験中のサンプルあり。ペルポックの木口同士の接着ではハンマーでたたいても大丈夫とのこと。(西村氏があらん限りの力で試してみたがはずれなかった。)
大鹿ダインとアイカ工業のAU−7400GLPのどちらがいいか?
同じようなタイプなのでそれほど差はないのでは。試してみる《上田》
〇オイルフィニッシュ用オイル紹介
リボス社のアルドボス・・・硬木・広葉樹用となっているが、ナラなどの環孔材に使った場合プツプツと浸み出すことが少なく使いやすい。またオレンジの香りが心地よい。《大橋》
〇瞬間接着剤「アルテコ」を松本の「なぎさ」から取り寄せている。《谷》
〇エアーキャップ用にガムテープを使うとはがす時にやぶれるし、見た目も悪いが「ポリクロステープ」は半透明でやぶれにくく、使い良い。1巻350円位《谷》
お詫び
このたび書記をかってでましたが、なにぶんにも飛び交う情報についていかず、とても全部の情報は残せませんでした。また、上記内容についても、不充分な点があると思いますので、お詫びいたします。