暑いですね。夏本番です。我が家には、ネコ3匹に、犬2匹いますが、今年は、新しい「住人」が来て、元気に走り回ってます。というより、飛び回ってます。日本ミツバチです。この地で、何百年、何千年と生き続けている土着の蜂だそうです。
ある日、おじさんがやってきて、巣箱をおいてったのですが、田舎ではよくあることなので気にしないでいたら、5月の末の天気のいい日。朝10時くらい。ごーーーーっていう音がして、なにげなく、外を見ると、なんと、蜂の大群。空中、蜂だらけで旋回しています。ぶん、ぶんではなく、ごー、ごーっていう地鳴りのような音。まわって、まわって、だんだん、小さくなって、巣箱の回り中、びっしりはちだらけになって、中に入ってゆきました。突然の出来事に驚いていると、蜂おじさんがやってきたから、なおびっくりしました。「はいりましたよ」っていったら、「やっぱりね、こういう風のない日は、分蜂(ブンポウ)が始まるかなって、きたんだ」「ものすごい蜂でした。感動しました」。それから、おじさんは、ひとしきり質問にこたえてくれました。この近くの、裏山に、かえでのおおきな木の中に本巣があって、そこから、分蜂がはじまること。日本ミツバチは、西洋ミツバチと違って、人間が関わってない野生の蜂であること。クマがこない、雨の当たらない、適当な場所をさがして、まず、偵察隊がやってきて、OKだったら、女王蜂と何千匹が一気に分蜂すること。蜂おじさんは、明治時代から、ひいおじいさんがはじめて、自分も興味を持って、はじめたこと。この人は本当に蜂が好きなんだって、なんだか、うれしくなりました。ぼくたちが、都会から移り住んだこの土地で、何千年も生きてきた日本ミツバチが愛おしくさえなりました。人間の小さな世界を超えている、おおきな宇宙の知恵とエネルギーで生き続けている日本ミツバチ。彼らが選んだすばらしい土地に暮させていただいてることに、幸せと感謝を感じています。
| 長野には、日本の昔からの景色がたくさん残っていますが、中でも惹かれてるのが、土蔵です。かやぶきももちろんステキなのですが、土蔵の土壁にドキドキします。この土蔵は、赤っぽい土が、下地に塗りこんであって、はげたかんじがとてもすきです。朽ち果てる寸前で、下地の竹がでてるのも出てるのも、味があります。家具につかってみたいなって、思ったりもします。土俗って、言葉はまさに、土ってかきますが、田んぼをやったり、自宅を作ったときも土壁にしたりしたのも、土が、なんともいいのです。土は、気持ちいいものです。触ったり、形にしたり、なんとも、いいものです。命が芽生えてくる大地ですから、あたりまえですよね。都会に憧れてた少年のころ、家周りをコンクリートで、おおってってゆくのがうれしいときがありました。ぬかるまないし、汚れなくなるからって。長靴なんていらないって。今、まったく、逆を生きようとしてます。土の豊かさ、味わいの深さに驚かされます。 「ドゾク」でいきたいですね。これは、とてもいいかんじです。 |
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